《飯島秘書官こそが小泉内閣のアキレス腱》
 作家のイノセ「が日本のキャンベルとしたら、飯島勲首相秘書官は、さしずめ現代の柳沢吉保と言ったところでしょう。政治に責任を負う立場ではないのに、最高権力者の側にあって、行政責任者の上に君臨する。
 飯島勲とはどういう人物なのでしょうか。飯島勲関連サイトから情報を拾ってみると
 1)1945年長野県辰野町(当時、現在では辰野市)の貧困家庭に生まれる(これはどうでも良いのですが)。2003年時点で58才。
 2)高校卒業後上京。大学卒業(何処の大学かはサイトでは不明)後、サラリーマン生活を経て、小泉純一郎の秘書になる。秘書生活30年といわれるから、20代後半に政治家秘書になったと考えられる。 
 3)姉と妹がいて、両者とも知的障害者施設に居る、といわれる。
 4)弟は月給12万円の労働者らしい(これじゃ生活保護をもらった方がまし)
 さて、これらの情報から伺える人物像はどういったものになるでしょうか。
 1)非常に向上心が強く、ある目的のためには、他を犠牲にしても邁進するといった、意志の強い人物である。
 2)しかし、窮迫している家族を見捨てて、単身上京するなど、冷酷な一面がある。この冷酷さが小泉と共通したのか、飯島の冷酷さが小泉に乗り移ったのか判らない。
 さて、飯島秘書官に向けられている疑惑は次のようなものです。
 1)資産形成過程・・・・世田谷に豪邸をたてたり、2000万もの借金を、一度に返済したと言われる。更に外車を3台も4台も乗り回している。秘書給与だけで、このような資産が得られるのか。
 2)藤井道路公団元総裁に対し「片桐を転勤させるな」と電話したか。
 3)石原国交相が藤井元総裁に詰問したときに、藤元総裁がイニシャルで述べたというIとは飯島のことか。藤井元総裁は実名を挙げたともいわれる。
       T・・・・竹下
       A・・・・青木
       I・・・・・飯島
       N・・・・中川 
       K・・・・久間
 この情報が週刊誌で流れたため、石原は慌てて、イニシャル発言が無かったとかなんとか、訳の分からない釈明をする羽目になったのだろう。飯島が道路公団疑惑に噛んでおれば(その可能性は極めて高いと考えている)、それは即ち小泉内閣の命取りになるからだ。