液状化

301 西宮浜の墓地に見られた液状化の跡。正面は「砂火山」。

ある地質屋の集まり(というか筆者の大学の後輩達)で、「砂火山」の地質学的利用法を述べよ、という質問をしてやったら、答えられる人間が誰もいなかった。

 砂火山と言うのは現世だけでなく、中新世や中生代の地層の中に頻繁に見られます。断面で見ると、いわゆるサンドダイクになるわけです。
302 地震波の通過に伴って、地盤に隆起・沈下が発生し、地表面に見かけ上の褶曲構造が発生した。その結果、墓石の向きが互い違いになっている。
303 液状化に伴うクラック。右端のクラックでは端部で噴砂が生じている。

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